2008年11月25日

No.243 市川染五郎が脚本家に!阿部サダヲが歌舞伎役者に!

松尾スズキさんが作・演出・出演もし、キャストは市川染五郎さん、大竹しのぶさん、阿部サダヲさん、市川実和子さん、荒川良々さんほか、豪華キャストでこの夏上演された『女教師は二度抱かれた』。

演劇界の風雲児と呼ばれる劇団の演出家・天久六郎は現在、歌舞伎界の異端児と称され、注目を集める女形・滝川栗乃介と組み、新世代の歌舞伎に挑戦しようと息まいている。そんな折、彼の前に高校時代の演劇部の顧問である女教師・山岸諒子が突如として現われる。彼女と天久が教師と生徒という間柄で関係を持ったことが世間にバレ、婚約者も失った彼女はずっと天久に近づく機会を待っていた。そして…というのがストーリーだ。

とにかくキャスティングが魅力的。実際歌舞伎役者である、市川染五郎さんが歌舞伎役者をやったのではストレートすぎ。彼は、優柔不断な脚本家・天久役。阿部サダヲさんが、期待通りのハイテンションぶりで歌舞伎役者を演じている。そして、天久が高校時代に関係を持った女教師を大竹しのぶさんが演じているのだが、女の情念のようなものがストーカー的に発展して恐ろしいほど。もちろん、笑いのセンスも抜群の松尾スズキさんが書いた怒涛のセリフと演出に、観客は笑ったりドキドキしたりと大忙しだ。

どんな風に話が展開していくかを紹介してしまうと、この舞台の面白さが半減するのでこのあたりにするが、チケット入手も困難だったこの舞台、テレビ放送を望む声が高かった。その願いに応えてか、WOWOWでのオンエアが決定。放送は11月30日(日)23時から。上演中会場に行けなかった人も、再びあの熱い舞台を見たいという人にもうれしいニュース。また、この作品をテレビを通して初めて知る人も、きっとくぎ付けになるに違いない。 (2008.11.21 発行)

 ::: 関連サイト ::: 

 WOWOW『女教師は二度抱かれた』

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