2008年09月22日

No.234 他人の仕事がうらやましいですか?

世の中には、実に多種多様な職業がある。大金を稼ぐ仕事、人の注目を浴びるような華やかな仕事。一方で過酷な仕事、地味な仕事もたくさん。自分の仕事に煮詰まったとき、つい人の仕事をうらやんでしまったり、比較してしまうのでは? あるいは、1日でいいから、他人と自分の仕事を取り替えてみたいなどと、考えたことはないだろうか?

そんな人にぜひ見てもらいたいのがこの番組。ディスカバリーチャンネルで放送中の『突撃!大人の職業体験』だ。10月2日(木)夜9時から新シーズンがスタートする(リピートあり)。この番組では、アメリカでもその実態がほとんど知られることのない、それでいてきつーい仕事をリポーターのマイクが突撃体験する。

ラスベガスのマジックショー。華やかで楽しく、人々の目を引く。ショービジネスの世界でも人気の職業、マジシャン。鳩を使ったマジックはその定番だ。マイクはこれを教えてもらおうと試みるが、その前に“鳩の世話”が仕事として与えられる。マジックの小道具を扱う仕事といっても、これがなかなか大変で手がかかるのだ。その鳩のお世話とは…?

有名レストランのビュッフェで食べ残されたごちそう。これを豚に与える仕事がある。残飯は会社のマニュアルにしたがって、豚の飼料に姿を変えるのだが、その工程でいくつものハードな「肉体労働」が必要になる。画面の豚のごちそうは…食事前に見るのはちょっと…と思えるほど。でも人の残飯が豚の餌となり、それを食べて成長した豚は、こんどは人間のごちそうに。資源を無駄にしない立派な仕事なのだ。

ほかにも、沿岸警備隊に加わり「ブイの清掃」(これはフジツボとの戦いでもある)や、虫嫌いの人には想像するだけでもキモチ悪い「シロアリ駆除」。日本人のイメージするものとは異なるウナギ漁の体験。汚水にまみれてしまう、洞窟生態学者のアシスタント。汗まみれになり、汚れまくり、疲労困憊する仕事の数々。それでも誰かがやらねばならない、必要不可欠な仕事ばかりだ。

時にはシリアスに、時にはユーモラスに3Kの職業がリポーターの体験と実感とともに紹介されていく。番組を見ていると各職業の従事者に頭が下がる思いに。落ちこんだときに見ると、明日への活力がわいてくるはず。 (2008.09.19 発行)

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