No.226 謎の事件のカギを握る美少女の告白
ある日突然配達される、タロットカード。届いた人間には、死の恐怖が忍び寄る…。犯人は復讐に燃えた青年弁護士!この、韓国のテレビドラマ『魔王』をTBSが日本版にリメイク。毎週金曜夜10時にオンエアしている。「天使の弁護士」と呼ばれる青年が、かつて弟を死に追いやった、事件に関わる人間たちをひとりずつ抹殺していくという物語。弁護士は大野智さん、彼と意外な関係を持つ若い熱血刑事を生田斗真さんが演じる。このふたりがドラマの中で対照的な存在として対峙するのも話題だ。
多くの伏線が張られ、殺人トリックなどもじっくり練られているので、視聴者は展開から目が離せなくなるのだが、これに加えてストーリーをぐっとミステリアスにさせているものに“サイコメトラー”の存在がある。
図書館司書とタロットカフェの両方で働く美少女・咲田しおりがサイコメトラー。手に触れたものから残像を読み取ることができる特殊能力の持ち主で、事件解決の手がかりを得るために、時に警察から協力依頼が来る。この咲田しおり、事件に関わりを持つだけでなく、主演のふたりから想われるというオイシイ(?)役でもあるのだ。
ドラマも、その収録の合間でも、主演ふたりに接する機会の多い、咲田しおり役の小林涼子さん。彼女に主演ふたりの様子を語ってもらった。弱者の弁護は無償で行い「天使の弁護士」と称されるが、番組ではすでに冷徹な復讐鬼の顔が見え隠れする成瀬領役の大野さんは「現場ではほわっとした人です」と小林さん。一方、熱血ぶりがしばしばエスカレートする刑事・芹沢直人役の生田さんは「熱いイメージで役にぴったり。実は高校の先輩なんです。先生も同じなので(その縁もあり)可愛がってもらっています」と、意外な関係も明らかに。
また、ドラマでは彼女のタロットカードのリーディングシーンも重要なパートのひとつ。しかもカードの説明のセリフが長いため、練習に余念がないようだ。そんな時「ひとりでブツブツ言っていると、大野さんも生田さんもセリフにつきあってくれるんです」とのこと。そんな優しいふたりから、役の上では同時に愛される彼女。「幸せです。でも世の女性たちに恨まれそう」と、本音を告白。復讐劇の顛末も気になるが、この三角関係にも興味津々。もちろんこの3人以外にも、複雑な人間模様が描かれるこのドラマ、最終回まで見逃せない。 (2008.07.25 発行)
TBS『魔王』公式サイト




