No.225 大河ドラマ『篤姫』に10代のビッグ・カップル登場
オンエア以来、視聴率が20%を切ったことがないという大人気のNHK大河ドラマ『篤姫』。この夏からその人気に拍車をかける話題のカップルが登場する。それが、14代将軍・徳川家茂と皇女・和宮のふたりだ。時代のせいもあるだろうが、当時家茂も和宮も10代半ばという若さでの結婚だったのだ。ドラマでは家茂は篤姫の息子となり、和宮は義理の娘という立場になる。
皇室から将軍家への降嫁という政略結婚とはいえこのふたり、歴代将軍家ではもっとも仲むつまじい夫婦だったと伝えられている。演じるのは、松田翔太さんと堀北真希さん。しかしその結婚生活は短く家茂は21歳で没し、和宮も32歳と若くして世を去った。墓所が東京の増上寺にあり、出演報告をかねた墓参りに訪れたふたりはそこで取材に応じてくれた。
ともに本格的時代劇は初めてで、なおかつ歴史上の実在の人物を演じる。そのため演技など、難しいことも多かったようだ。
「おすべらかしという髪型をしたのは初めて。肌の色も白くしてお化粧も京風に、眉毛も殿上眉(眉を剃って、かわりに丸く眉墨で描く)で。そういう風にすると自分とは別人に思えました。役作りがとても難しかったので、自分でないような自分を、鏡で眺めながら役に入っていきました。衣装も動きづらく、髪も重くて自由にお芝居ができなかったのですが、最近は衣装にもかつらにも慣れてきました」と、堀北さん。
一方松田さんは以前、ちょんまげ姿を自分で「これはないだろう」と発言したこともあったそうだが…。「僕はハゲたらこうなるのかと思いました。現代でまげをつけることはないので、違和感そのもので、自分の顔を鏡で見るのも恥ずかしかったです。でも、現実から離れ、お芝居に浸れば浸るほどそれが自然に思えてきて、逆に前髪があったらやりづらいだろうなと。このおかげで役作りもできています。他人や和宮(堀北さん)からは似合うと言われていますが、お世辞じゃないかと」と話す間にも堀北さんから「似合う!」と声がかかった。
そして、この高視聴率で突っ走る『篤姫』について堀北さんは、「歴史の出来事は資料に書いてありますが、どうしてそれが起きたかという人間ドラマは、大河でなければわからない。その魅力を忘れず演じたい」。松田さんは「時代劇であっても、今に通じる感情があり、それを視聴者は見たいと思っているのではないかと思います。だからこそ、気持ちをたくさん使って芝居をしていきたいと思っています」と語った。ふたりのコメントから、ますますドラマに興味が深まる人もいるのでは?楽しみな共演シーンは、8月中旬以降に見ることができる。乞うご期待。 (2008.07.18 発行)
NHK大河ドラマ『篤姫』公式サイト




