No.222 加藤夏希さんが語る、『カイバ』の魅力
記憶のデータ化が可能となり、新しく別の肉体へ乗り換えたり、別の記憶を注入したり、記憶の売買までできるようになった世界。そんな世界で、記憶を失ったひとりの男・カイバが目覚めた。わけもわからぬまま襲われ、宇宙へ逃げることになったが、さまざまな星を巡るうちに、自分が何者かを知るようになる。…というのが、現在WOWOWで放映中のアニメ『カイバ』。劇場用作品『マインド・ゲーム』により、その斬新で個性的な作風が注目を集めた湯浅政明監督作だ。キャラクターはポップで可愛らしいが、テーマは複雑で深く、謎めいている。
7月24日(木)に最終話のオンエアを控え、徐々に謎が明らかになっていくが、その最終話の鍵を握る重要人物の声を担当するのが、モデル、女優、そして声優としても活躍する加藤夏希さんだ。彼女がこの番組の魅力、そして自らが演じるキャラクターについて語ってくれた。
もともといち視聴者としてこの番組を見ており、独特の世界観と謎解きに魅せられたよう。また、そのヴィジュアルも印象的だったようで「主人公たちは星を転々とするのですが、行った星によって絵のタッチが変わる面白さがあります」。登場キャラクターについても「もちろん外見も可愛いのですが、性格も可愛くて見ていて飽きないです」。
加藤さんの演じたキャラクターについてたずねると「この世界の99代目の王、ちびワープです。人としてはすごく悲しい役で、冷たく世界を見ています。でも一生懸命なところも。(視聴者には彼のことを)母親のように見てほしい」と、役にかなり入れ込んでいる様子。加藤さんにとって声優としては、初の男の子の役。そして役作りのため「(声優の先輩)沢城みゆきさんに電話して、男の子の声の出し方のアドバイスを受けました」とも。
この『カイバ』、今までの回を見損なった人は7月5日(土)からの再放送を。DVDも6月25日(水)より順次発売となる。1度見たらその印象的な世界観とビジュアルに引き込まれるはず。 (2008.06.27 発行)
WOWOW『カイバ』公式サイト




