2008年06月09日

No.219 今年のウィンブルドンは見逃せない!

錦織圭さんのような若い選手の活躍や、伊達公子さんの復帰も拍車がかかり、にわかテニスファンも急増中。そんな中、今年からウィンブルドンテニス(6月23日〜7月6日)をオンエアすることになり、4大大会を網羅するWOWOW。中でも最も歴史あるコートでの大会。生中継をメインに、大会の放送も今まで以上に力が入る。

ウィンブルドンのスペシャルナビゲーターとして登場するのは、俳優の石黒賢さん。テニスファンならご存知の通り、石黒賢さんの父は、ウィンブルドン出場経験のある名プレーヤー、石黒修さん。石黒賢さんも一時はプロを目指していただけあり、テニスの実力と知識は折り紙つき。石黒賢さんに、今年のウィンブルドン、そしてテニスの楽しみ方を聞いてみた。

「今年のウィンブルドンはチャンピオン・フェデラーの6連覇がかかっている大会です。全豪の準決勝でフェデラーを破り、調子が上がってきているジョコビッチ、今ピークにいるフェデラーの試合がやはり見どころです。フェデラーは記録に人一倍こだわる選手。ウィンブルドン6連覇に向けて、どう立て直してくるかが楽しみです」と石黒賢さん。

また、コートの特殊性もポイント。4大大会のうち、全豪と全米はハードコート、全仏はクレーコートと個性が違う。ウィンブルドンは芝のコートで特にコンディションが変わりやすく、イレギュラーが出やすい。石黒賢さん曰く「天気が安定していないと、芝の状態が変わりプレースタイルによって有利不利もあるでしょう。芝が青々している頃と、試合が進んで芝がはげてくる頃とでもコートの状態が違います」。ウィンブルドンといえば、雨で試合が中断し、コートにカバーをかけるシーンが有名。これについては「ウィンブルドンにも、来年から屋根がつくのでその光景も今年で見納めになりますよ」とのこと。

さらに「テニスは試合時間が決まっていないこと、引き分けがないこと、野球のホームランのような大技がないことが面白く、いわば体が触れ合わない格闘技なんですよ。昔は相手のいないところに打ち込む意地悪なスポーツと言われましたが、今は相手に打ち込んでいくスポーツになりました。体は触れなくてもお互いの戦略と肉体のぶつかり合いがあるんです。マラソンランナーのような持久力と、百メートル走のような瞬発力と、囲碁のような戦略性がミックスされた面白さが(テニスには)あると思います」と、テニスについて熱っぽく語ってくれた。

個人的には小学生の息子さんともども、ワイルドなナダルに注目しているという石黒賢さん。試合だけでなく、ウィンブルドンの空気を伝えるような番組ナビゲートをしたいとのこと。ウィンブルドン観戦がますます楽しくなりそうだ。 (2008.06.06 発行)

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