2008年02月04日

No.201 胃もたれするくらい、蒼井優だらけ

若手女優の中でもトップクラスの実力と人気を備えた蒼井優さん。現在、『人のセックスを笑うな』が公開中で、松山ケンイチさん扮する主人公に微妙な恋心を抱く大学生役をキュートに演じている。そんな蒼井優さんの魅力を思う存分味わえる番組がスタート。なんと、4人の個性派クリエーターが、4つのストーリーのそれぞれ異なるキャラクターを、蒼井さんを主人公に据えて演出するチャレンジングな内容だ。どれもまったくタイプが違う話だが、共通テーマがある。それは「嘘」。

この特別企画のタイトルは『蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ』で、WOWOWで1月30日(水)深夜0時から毎週水曜にオンエア。これに先立って1月25日には蒼井さんと4人のクリエーターによる記者会見があり、撮影中のエピソードなどが語られた。

JRAや集英社など大手企業のCMを手がけるCMプランナーの高崎卓馬さん。ダウンタウンのほぼすべてのレギュラー番組を担当している放送作家の高須光聖さん。そして映画『天然コケッコー』の山下敦弘さんと『タカダワタル的』のタナダユキさん。この4人の監督陣も、独自のカラーを持つ人ばかり。この順でそれぞれ第1章から第4章まで、各章3話で構成される。

高崎さんの作品のファンという蒼井さんは「高崎さんの世界をこわさないように気をつけた」といい、3分の1は走るシーンばかりで、肉体的にも大変だった撮影を振り返り、高須さんのことは「私のことが嫌いなのかと思いました(笑)」。また、山下さんが「僕が見たい蒼井作品になった」と語る作品は、彼女にとっては「(今まで)自分がやったことのない芝居」なのだとか。タナダさんの作品は特殊で、実はすでに撮影が終了している劇場映画『百万円と苦虫女』(今夏公開予定)の姉妹編のような内容。もちろん両作品とも蒼井さんが主演。どちらも単独で楽しむことのできる内容だが、併せて見れば面白さ倍増だ。

それぞれ「恋人を失った女の子」「特異な癖を持った女の子」「普段は仲良しの、三姉妹の長女」「本人は悪くないのになぜか周囲とすれ違う短大生」。この4つの設定のエピソードを、監督たちが、そして蒼井さんがどんな風に見せてくれるのだろうか? 蒼井さん自身が「胃もたれするくらい、蒼井優だらけ」と語るこの企画。アプローチもユニークだが、内容はそれ以上に冒険的で興味深いものになっている。ファンのみならずとも、ぜひチェックしておきたい。 (2008.02.01 発行)

 ::: 関連サイト ::: 

 WOWOW『蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ』公式サイト

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