No.200 ジョニー・デップの魅力を再確認
最新作『スウィ−ニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が日本でも公開され、これに合わせた来日で話題を集めたばかりのジョニー・デップ。先頃発表されたゴールデン・グローブ賞ではミュージカル/コメディ部門の作品賞と、主演男優賞を受賞。本人も来日記者会見で残念だと語っていたが、今回は米脚本家組合のストライキの影響を受け、授賞式が中止となったため、栄誉を受ける姿を見ることはできなかった。だがアカデミー賞の授賞式のときには、レッドカーペットを歩く彼、そしてオスカー像を手にする彼も見ることができるかも……。
『スウィーニー・トッド〜』は彼のキャリアの中でも特に印象深い作品。なんといっても、彼にとっては初のミュージカル。ティム・バートン監督に「ジョニーの歌声を聴いて感動した。難しい楽曲なのに、感情と現代的な要素を組み込んでくれた」と絶賛された歌声はぜひ映画館で。また、役が殺人鬼というのもファンにはドッキリ。この殺人鬼は19世紀のロンドンに実在したといわれる。奇しくも同じく19世紀にロンドンを震撼させた殺人事件「切り裂きジャック」を扱った映画『フロム・ヘル』では、彼は犯人を追う警部の役だった。
それにしてもジョニ−・デップは毎回その出演作が楽しみだ。異形の者、繊細な青年、ジプシー、映画監督、宇宙飛行士、海賊、作家etc.毎回どんな姿を見せてくれるのか、わくわくさせてくれる。
アカデミー賞授賞式をオンエアするムービープラスでは、ジョニー・デップの特集を組んでいる。1月28日には、彼のインタビューや周辺取材・未公開映像で構成されたドキュメンタリー『ジョニー・デップのポートレイト』が。そして彼の出演作『妹の恋人』『アリゾナ・ドリーム』『ノイズ』それぞれの、まったく異なるキャラクターを演じた4作品がオンエア。
最新作『スウィーニー・トッド〜』を見てからでもよし、見る前でもよし、彼のカメレオンのような変貌振りをぜひチェックしてほしい。彼の役者としての力量を、再認識することになるだろう。また、同じくムービープラスでは授賞式の前後にアカデミー賞のスペシャル番組を組むので、こちらも楽しみだ。 (2008.01.25 発行)
ムービープラス




