2007年11月15日

No.189 一夜の内に結成&解散したyanokamidaを聴こう!

音楽ファンに定評のあるWOWOWの『Music Bar 音の系譜』。11月16日にオンエアされるのは、アーティストがリスペクトするアーティスト、矢野顕子さん。そしてくるり。この2アーティストのコラボレーションだ。

去る8月27日に収録されたこの番組、「矢野顕子×くるり」とはいうものの、実際は今年デビューアルバムをリリースした「yanokami」からまずステージはスタート。yanokamiは矢野顕子さんとレイ・ハラカミさんのユニット。ハラカミさんはテクノ&エレクトロニカ系のアーティストで、矢野さんやUAさんらのリミックスを手がけたほか最近では映画『天然コケッコー』の音楽も担当している。

ハラカミさんの浮遊感あふれるサウンドに、矢野さんの自由奔放なヴォーカルが融合して、独特の音楽空間が生まれる。矢野さんの新旧オリジナル曲が、ハラカミさんの手にかかると違う曲のようにすら感じられる。その後は、矢野さんのピアノの弾き語りによるソロパートに。

ソロが終わると、ちょっと珍しい組み合わせで矢野さん、ハラカミさん、くるりの岸田さんの3人即席ユニットで、それぞれの名前の一部を合体させた「yanokamida」として演奏。くるりのオリジナル曲『ばらの花』は矢野さん、そしてyanokamiでもカバーしてきたが、その3人が一堂に会して演奏するのはこれが初めて。この日結成され、この日解散というレアなユニットなので、当日見られなかった人(そもそもこの日のライブは抽選による招待制のため、来たくても来れなかった人のほうが多いはず)は、WOWOWでのオンエアが貴重かつ唯一のチャンス。

この曲の演奏後は、くるりと矢野さんの共演、くるりのステージと続き、ラストに再び矢野さんが登場した。エレクトロニカ、弾き語り、バンドサウンドと一度にさまざまな味が楽しめる、実質4部構成による中身充実のステージだった。矢野さんは他にもステージにお気に入りを連れてきていたことをお伝えしよう。ロンドン生ま れのキンバリー。演奏も、歌も歌わない彼女のツアーの相棒。それはリアルなネコのぬいぐるみ。実生活でもネコ好きの矢野さん、ライブのときにもネコ連れだったのだ。 (2007.11.09 発行)

 ::: 関連サイト ::: 

 WOWOW『Music Bar 音の系譜』公式サイト


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