2007年08月20日

No.177 音楽とエコの優しい関係

先日MTVとホンダの共催で「MTV THINK LOUD:eco with Honda presents Warm Heart >> Cool Earth LIVE」と名付けられたイベントが渋谷で行われた。若者へのエコロジー啓発を図るというのがテーマ。当日は完全招待制で千人の観客を渋谷のライブハウスに集めた。出演アーティストはHIGH and MIGHTY COLOR、COOLON、中 孝介、nobodyknows+。

MTVでは、番組内でエコや社会問題に対する独自の取り組みを続けていて、今回のライブイベントもグリーン電力(※)によって制作されている。観客は抽選による無料招待だったが、会場には募金箱を持つスタッフが協力を求めた。この募金は当日使用するグリーン電力の使用料や、植林活動の資金として充当されるそうだ。

ライブ開始前には、エコ活動(特に地球温暖化に対する)に賛同するアーティストたちのコメントが上映されたり、会場の一部には地球環境への意識を高めるためのサポート企業や団体の展示も。会場のドリンク容器はリユース可能なもの。物販ブースで販売されたTシャツも素材・製造工程ともにエコを実践して作られたもの。また、各ライブの合間にはトークショーが行われ、VJ鉄平さんと浦浜アリサさんを司会に出演アーティストらが、それぞれのエコとの関係について語った。

「トイレの水はあまり流さない」「髪の毛はたまにしか洗わない」と笑いをとりながら話すVJ鉄平さん。これもひとつのエコへの取り組み。人に迷惑をかけない程度なら(前者…自宅でなら…)それもアリかなとも思う。エコも省エネも、気負わずその人なりのやり方のほうが続けられるから。

HIGH and MIGHTY COLORは、パワフルなライブで「電力を使いすぎかな」と言いつつも、ライブの前にビーチクリーン活動を行っている映像が紹介された。また、MTVに出会うまで「エコってなんじゃそれ?」と思っていたというCOOLONは、エコについてのメッセージを込めた『Pray』や『Hey Now!』を披露するなど、イベントの意向とライブを融合した内容だった(このライブイベントの模様は、8月24日(金)の初回放送を含め計4回オンエアされる)。

ここ数年、世界的にアーティストが積極的にエコ活動を呼びかけるようになり、そのファンも地球環境に目を向けるようになった。このライブも、ひとつのきっかけとなって、小さなことからでも地球に優しくするための働きかけとなれば…。一瞬、このライブ会場の熱気をエネルギーに転化することはできないものか、という考えもよぎった (2007.08.17 発行)。

※グリーン電力
火力や原子力とは違い、風力・太陽光・水力・地熱など、自然環境から生まれるエネルギーから発電される電力のことをさす。

 ::: 関連サイト ::: 

「MTV THINK LOUD:eco with Honda」

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