2007年06月04日

No.166 優しい海賊ご一行様

すでに封切られ、大人気の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』。3部作の完結編で特撮もグレードアップ、キャストも豪華。こどもも大人も楽しめるとあって、本年度の興行収入ナンバーワンになるのではといわれている。

公開直前に、この作品に登場する主な海賊たち(ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、ジェフリー・ラッシュ、チョウ・ユンファ、ビル・ナイ)とプロデューサー、監督が顔を揃え、記者会見を行った。超人気作のためなのか、いつもとどうも雰囲気の違う会見場。スタート前から不思議な空気が漂っていた。海賊のコスプレをしているマスコミもポツポツ見受けられ、その姿を記念に撮影している人まで。まあ、映画の内容に合わせてあるのだから、わからないでもないが、普段こういうのはまずない。

驚いたことに、質疑応答に入り、挙手で質問するのだが当てられた若い女性記者(実は地方のアイドルだったらしい)が、アガってしまったのか、感激のあまりなのか「あの〜、あの〜」とうろたえたあげく「うえ〜ん」と、あろうことか泣き出したのである。前代未聞である。彼女は質問できなくなり、別の人にバトンタッチされていったが・・・。優しくユーモアのある海賊たちは、このちょっと過熱気味の報道陣に対しても、サービス精神を発揮して受け答えしていた。

質問の中には、「イカの怪物デイヴィ・ジョーンズを寿司ネタにして食べる勇気はあるか?」などというものも。これには「私の髭を前菜に」とバルボッサ役のジェフリー・ラッシュが答え、ジョニーもオーランドも茶目っ気たっぷりに食べてみたいというそぶりを見せたりした。その一方「この映画で得た宝は?」という質問には「この作品での経験」(ジョニー)、「素晴らしい俳優に囲まれて成長できたこと」(オーランド)と謙虚だった。

文字どおり笑いあり涙ありの記者会見となった。この模様はムービープラスの「プラス・プレス」でオンエア予定があるが、どこまで収録されているかはまだ不明。当日インターネットでの中継も行われたようだが、見逃した人はこちらで。また、この作品の前作をまだ見ていない人には、WOWOWやスター・チャンネルでこの週末『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を見ることをおすすめする。前作から持ち越された謎が本作で明らかになるので、あわせて見たほうがより楽しめる。1作目からおさらいすればなおよし。 (2007.06.01 発行)

 ::: 関連サイト ::: 

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』公式サイト

ムービープラス
WOWOW
スター・チャンネル

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