2007年04月23日

No.160 大人が夢中になった、伝説のコドモ番組がDVDに!

1992年10月に突如として登場した子ども向け番組『ウゴウゴルーガ』。フジテレビ系で約1年半に渡ってオンエアされた。伝説の子ども番組とも呼ばれるこの『ウゴウゴルーガ』がDVD-BOXになって帰ってくる。これを楽しみにしているのは、ほとんどがオトナなのである。この番組はオンエア当初から、当時としては非常に珍しい生放送とCGの合体、シュールでオチのない平面的なCGアニメが大人気で、高校生〜オトナに支持された。ウゴウゴくんとルーガちゃんの着ぐるみに萌えた人も・・・もちろん多数いたが。

短いCGアニメのコーナーが番組にはいくつもあったが、子どもには理解不能と思われる大人向けのギャグやオチのないショートストーリー、不気味とも思えるキャラも多数登場した。これについて、当時CG制作に関わったクリエイターのひとりに話を聞いてみた。そこには意外な事実が・・・。

そもそも、子どもにそぐわない内容のほうがいいと思っていたそうで、CG製作のクリエイターの多くは子どもという視聴者を半ば無視していたとか。また、アニメは10秒程度の時間枠の短いものが、幾つも番組内にあるという設定だった。その短い持ち時間では、内容は不条理ネタ、オチなしで行くしかなかったのが実情だったが、 逆にそれが当時は面白がられていた。そして、映像的にチープな印象があるが、あれは技術の問題ではなく、テレビというメディアにあわせ、あえて狙ったものだったそうだ。

とにかく子どもに怖がられるようなキャラクターでも、不条理ネタでも、当時のディレクターは、クリエイターにほとんど制約をつけず、自由にやらせてくれたそうだ。クリエイティビティの面では自由だったが、製作日数はかなりタイト。当時、週間単位でCGを作るなどというのは、あり得ない話。前の週の木曜日に1週間分のCGを納品して、そのあと編集や音入れがあり、次の月曜日にはオンエアという超人的スケジュール。 マシンパワー的にいっても、PCレベルで簡単にCGが作れる時代ではなかったのだ。これはある意味、今でもあり得ないかも。

今回発売される『ウゴウゴルーガ おきらくごくらく15年! 不完全復刻DVD-BOX』には、選りすぐりの懐かしの映像に、15年の時を経て成長したウゴウゴくんやルーガちゃんによる『ウゴウゴルーガ 2007』ほか、オマケ映像も収録。ただしこれ、限定生産となるので、入手するには5月31日までに予約が必要。とにかくひとつの時代が生んだ珍番組。予備知識ゼロで、ためしに見てみたいという人は現在CS(フジテレビ721とフジテレビ739)でオンエア中なので、こちらをチェック。 (2007.04.20 発行)

 ::: 関連サイト ::: 

『ウゴウゴルーガ おきらくごくらく15年! 不完全復刻DVD-BOX』公式サイト

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