アットネット・須高ケーブル・須坂市合同で「デジタルアニマルパーク」リニューアル
須高ケーブルテレビ(株)(長野・須坂市、丸山康照社長)、アットネットホーム(株)(東京・港区、深町俊幸社長)、長野県須坂市は、3者協業によりバーチャル動物園「デジタルアニマルパーク」を運営しているが、3月15日、これまでの歩み、今後のリニューアルの発表を兼ねて会見が行われた。
「デジタルアニマルパーク」は、3者が協業する日本初のバーチャル動物園で、全国の@NetHome配信ケーブルテレビ局のインターネット加入世帯で視聴ができる。長野・須坂市動物園にライブカメラを設置し、動物たちのライブ映像を配信している。夜間や獣舎の中の生態など、従来は見ることができなかった部分を見られるとあり、人気となった。
「デジタルアニマルパーク」開始から2年が経過し、須坂市動物園の年間入園者数も順調に増加。2004年度に7万4,266人の入園者数に留まっていたものが、05年度には12万7,369人、06年度には20万6,386人(2/20現在)となり、デジタルアニマルパークの開始後、3倍まで増加した。動物園の年間入園料収入も今年度はすでに2,700万円を超え、過去最高を記録した。また、アカカンガルーの「ハッチ君」は全国的な人気者になり、昨年の結婚や第一子誕生なども話題になった。
「デジタルアニマルパーク」は、画像提供・撮影協力を須坂動物園、動物園までの伝送路整備などを須高ケーブルテレビが、Webカメラのホスティングや実際のコンテンツ制作、全国への配信をアットネットホームが担当。行政・ケーブル局・ISPの連携活動により、全国での知名度向上につながり、IT事業がもたらした地域活性化を果たした。
3者は3月20日からバーチャル動物園のリニューアルを行う。 主な内容としては、(1)動物たちを撮影するライブカメラが17台から22台へ増設し、動物の種類も12種類から16種類と増加、(2)須坂市動物園オフィシャルコミュニティを開始し、飼育員が最新の情報を更新、(3)パークオリジナル壁紙を販売し、売り上げの一部を須坂市に寄付する、などがある。
会見で須坂市の三木正夫市長は「デジタルアニマルパークが始まり、自分の地域に自信をもった市民が増えた」とあいさつ。バーチャル動物園を体験することで実際に動物園への来場者は減るのではないか、と危惧されていたが、パーク開園後、須坂市動物園の年間来場者数は約3倍に伸びるなど、地域経済や観光に成果を挙げていることも報告された。同パークの活動では、地方自治体とケーブルテレビ、ISPがそれぞれ強みを生かして協力し、新しい地域活性化モデルを構築している。





