2008年01月21日

NHK職員3人、スクープ記事もとにインサイダー取引疑惑

NHKが昨年3月8日午後3時に放送した外食産業のゼンショーが回転寿司チェーンのカッパ・クリエイトをグループ化するというニュースに関連して、職員3人が株のインサイダー取引を行なった疑いがあるとして、証券取引等監視委員会(SESC)が16日任意の調査に入った。

3人は、報道局テレビニュース部制作記者(33)、岐阜放送局放送部記者(30)、水戸放送局放送部ディレクター(40)。

NHKは事態を重く見て、16日調査委員会を設け、3人の職員から事情を聞くなど事実関係の調査を始めた。これまでの調査に対して3人は、当日カッパ・クリエイトの株を1,000株から3,000株程度買い、翌日売って10万円から40万円程度の利益を得ていたと話している。このうち2人については、放送直前に原稿システムの端末でニュースの内容を知り、株取引をしたことを認めたが、1人はインサイダー取引については否定している。

NHKとしては今後、SESCの調査に全面的に協力するとともに、調査委員会で事実関係の解明を急ぎ、調査結果が出た時点で厳正に対処するとしている。

NHKの橋本元一会長は17日、次の通りコメントした。「インサイダー取引の疑いで職員が調査を受ける事態となり、誠に遺憾です。高い倫理観が求められる報道に携わる者が、報道目的のための情報を自己の利益のために悪用したことは許されざる行為であり、視聴者の皆さまに深くおわびいたします。処分については、調査結果を待って厳正に対処するとともに、抜本的な再発防止策を速やかにとりまとめます」。

(ニュース提供:サテマガBi) SATEMAGA BROADBAND & INTERACTIVE
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