イベント・アニメ番組情報『ケモノヅメ』
WOWOWは、8月5日(土)よりスタートするオリジナルアニメ作品『ケモノヅメ』[R-15指定相当]の放送を前に、東京・新宿のライブハウスにてトークショーを開催。原作および監督を務める湯浅政明さんと、アニメスタイル編集長・小黒祐一郎さんを招き、現在制作真っ只中の『ケモノヅメ』の映像を一部披露。メイキング秘話満載の一夜を展開した。
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| 「ケモノヅメお披露目会」に登場した湯浅政明監督(右)とアニメスタイル編集長・小黒祐一郎さん(photo by ONTV JAPAN) |
▼人間と現代を生きるモンスター「食人鬼」の禁断の愛
アニメ作家・湯浅政明さんは、監督デビュー作の映画『マインド・ゲーム』で、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞し、アニメ界で今最も注目される人物。奇抜なビジュアルセンスと、トリッキーなアニメートで知られる唯一無二のクリエイターだ。アニメーターとしての代表作には、『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』『THE八犬伝[新章]』がある。また、1993年からの『クレヨンしんちゃん』劇場版シリーズでは、作画のみならず、キャラクター・設定デザインも担当。1997年の『ねこぢる草』では、脚本・演出・作画監督を務め、マルチな才能と奔放なイマジネーションを披露している。
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| ©湯浅政明/マッドハウス・ケモノヅメ製作委員会 |
そんな湯浅監督初のオリジナル作品『ケモノヅメ』は、現代に生きるモンスターと人間の対立を背景に、愛憎のドラマが展開。物語は、人間を食べる怪物「食人鬼」に変身してしまう美女と、その食人鬼を狩る「鬼封剣」の若き剣士が運命的な出会いを果たすところから始まる。当初は互いの本性を知らずに惹かれ合うものの、互いが狩る者と狩られる者、喰う者と喰われる者の関係にあることを知ってからは、「鬼封剣」と「食人鬼」の闘いを背景に、禁断の愛に生きる運命を辿る。
巨大モンスターが暴れ回り、剣・銃・ロボット兵器などを駆使して繰り広げられる、荒唐無稽かつスタイリッシュなアクションも見所。また、R-15指定相当の刺激的なアクションやラブシーン、湯浅監督ならではの愉快な描写にも注目。アニメーション制作は『東京ゴッドファーザーズ』や『MONSTER』などを手掛けたマッドハウスが担当している。
▼湯浅監督の“描きたいもの”で作ったストーリー
6月16日に新宿のLOFT/PLUS ONEで開催された「ケモノヅメお披露目会」トークショーは、湯浅監督とアニメスタイル小黒祐一郎編集長の対談形式で進行。小黒さんは『ケモノヅメ』の企画段階から携わっているのだという。
作品の成り立ちについて湯浅監督は「マッドハウス制作で何かやろうという話になり、やりたいものがなかったので、だったら何をやりたいのかと聞かれ、『マッドハウスならホラーかな』と答えました。濃いストーリーでドロドロとしたものを作りたくて。でも結局、あまりホラーっぽくない作品に仕上がっています。あえてジャンルを言うなら“ホラー・アクション・ラブストーリー”」と話す。そんな湯浅監督の話に「企画書の段階ではハードで真面目な話でしたが、蓋を開けてみると…」と意味深に話す小黒さん。そんなやり取りを受けて、貴重なラッシュ映像(色が付いていない箇所もある製作途中の映像)が上映された。
湯浅監督はこの作品で劇画チックでラフなタッチのアニメーションを意識したそうで、キャラクターは細い線で描かれるほか、畳に写真を使ったり部屋の陰影を際立たせたりなど随所にこだわりが感じられる。また、「鬼封剣」の若き剣士・俊彦とその弟・一馬のシーンで突然愛嬌のあるサルが登場。サルは湯浅監督曰く、「鬼封剣」の新しい技のために重要な役割を担うらしい。これには小黒さんが「サルは企画書にも書いてなかったし、どうして出てくるかわからないんですよ」と話す。湯浅監督も「マッドハウスからもサルはいらないと言われました」と続けるが、その辺も湯浅ワールドが全開の様子。
この日のイベントでは、湯浅監督自ら「イメージにピッタリ!」という声優陣も初めて明かされた。俊彦役は木内秀信さん、食人鬼に変身する美女・由香役に椎名へきるさん、一馬役に吉野裕行さんで、3人からのビデオメッセージも流された。イベント終盤にはエンディング曲を担当するSANTARAの生ライブも。このイベントの模様は、7月2日(日)のWOWOW「無料放送」の日に『ケモノヅメ酒場』(午後4時50分〜)としてオンエアされる。
『ケモノヅメ』[R-15指定相当]は、WOWOWにて8月5日より、毎週土曜深夜0:30〜放送(10月以降は深夜1時〜)。
WOWOW 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。
『ケモノヅメ』公式サイト
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