2008年02月19日

番組情報『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』

2007年11月の名古屋公演を皮切りにスタートした『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』。17ヶ所18公演に及ぶ全国ツアーのファイナルは、Cocco初の日本武道館2日間公演。1日目の1月9日(水)は他の会場同様にバンドスタイルで、2日目の1月10日(木)はアコースティック・スペシャルナイトと、全く異なる内容になった。その日本武道館のファイナル公演の模様を、TBSチャンネルが3月9日(日)21時から放送する。

『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』
会場全体を包み込む幻想的な光の中で熱唱するCocco。(写真提供:ビクタースピードスターレコーズ)

▼全く異なるステージ構成で魅せたCocco初の日本武道館2日間公演

2007年7月に発売した6枚目のアルバム『きらきら』を冠にしたCoccoのライブツアー『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』は、同年11月21日(水)のZepp Nagoya公演からスタート。ライブハウスとコンサートホールを織り交ぜ、年末年始に渡り開催されたツアーのファイナル公演は、Cocco自身初となる日本武道館の2 Daysとなった。1日目は通常のバンドスタイル、2日目はアコースティック・スペシャルナイトと、まったく異なるスタイルを選び、また披露された楽曲はアルバム『きらきら』の曲を中心にするも、異なるセットリストで展開された。

1月9日(水)のバンドスタイル・ナイトは、『きらきら』収録曲の『甘い香り』がオープニングを飾る。続く2曲目も同じくアルバムから『燦』と、前後に身体を倒しながら全身全霊で歌い、まばゆい光に包まれるCoccoの姿にいきなり引き込まれる。『樹海の糸』『あしたのこと』『晴れすぎた空』と、グリーン、ピンク、ブルーの照明が眩しいほどに会場全体を覆い、曲間にはバレエのターンを決めながら移動するCoccoが優雅で穏やかな空間を演出している。ギターソロが鳴り響く10thシングル『羽根 〜lay down my arms〜』の後、椅子に腰掛け、この日初めてのMCに。観客にも座るように促しながら「せっかくなので、少しだけ懐かしい歌を歌います」と紹介してアコースティックコーナーに突入。自らタンバリンを叩き、『四月馬鹿』を歌う。会場の手拍子が加わった『君がいれば』では、間奏で口笛を。夕日を思わせるオレンジの照明が会場に彩りを添える。

▼通常のバンドスタイルの1日目はハードなロックナンバーも

『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』
1日目は淡い色のドレス姿で。時折バレエのダンスも披露。(写真提供:ビクタースピードスターレコーズ)

「10代の頃、愛を求めて、愛をぶっ壊したりしていたけど、大人になったら愛を与えられる人になりたい。今日いる女子全員にこの歌を贈ります」のMCで始まったのは、甘く切ない『花うた』。アコースティックギターを手に『10 years』を歌い、「デビュー10周年。春になったら11年目になります。いろんなことがあったけど、ここまで辿り着けたことを嬉しく思います」と現在の想いを吐露し、続く『An apple a day』では、デビュー11年目にして初めてチャレンジしている木琴を披露した。この木琴は「子供の頃、お姉ちゃんと使っていたものと同じ形」という思い出深い品だ。

通常のバンドスタイルに戻り、疾走感溢れる『流星群』『秋雨前線』の後、『Way Out』『けもの道』とハードなロックナンバーが続く。それまでのゆったりと時が流れるような空気感が一掃されて、観客も左右に身体を動かし、リズムを取る。12thシングル『音速パンチ』でも、ステージ中央に陣取り、ロングヘアをなびかせて歌うCoccoの存在感に圧倒されるも、サビでタオルをぐるぐる回す『タイムボッカーン!』では、客席と一体化。Coccoも観客もピョンピョン跳ねながら楽しそうに笑顔を見せる。

「去年からあっちこっち回って…外に行かないと見えなかった、いろんな人にも会えて、このツアーはとても楽しかったです」と、本ツアーの締めとも取れる挨拶の後、「東京が好きです。みんなが夢を持ち合って成り立っている場所。何よりも東京で夢が叶いました。東京にお世話になっている沖縄人として、大事に歌います」。最新シングル『ジュゴンの見える丘』を身体全体を使ってじっくりと歌い込む。アカペラで始まった『チョッチョイ子守唄』、一転してバンドサウンドの『強く儚い者たち』、そして『Never ending journey』で張りのある声と歌唱力を見せ付けた。やり切った表情で花束を抱え、1日目のステージを後にした。

▼手作りスタジオをステージ上に再現した2日目は終始リラックスムードで

『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』
伸びやかな歌声で、自作曲のほか沖縄民謡も聴かせた。(写真提供:ビクタースピードスターレコーズ)

日本武道館、満員の2日目はアコースティック・スペシャルナイト。前日とは打って変わったステージセットは、沖縄北部の倉庫と別荘を改造した手作りスタジオ「燦々スタジオ」の雰囲気をそのまま再現。このスタジオで、『きらきら』のレコーディングが行われたという。ステージ上には複数のスタンドライトと、奥にはソファーも配置。「いらっしゃいませ。ようこそ燦々スタジオへ!」の第一声の後、アルバムのオープニングを飾る『燦』で2日目がスタートした。前日は後半に登場したヒット曲『強く儚い者たち』をまったく別のアレンジで2曲目に登場させて気分を盛り立てると、『甘い香り』『Baby,after you』と前日に披露した曲もあれば、本ツアー初お披露目となる曲もあり新鮮。5曲目、CD化されていない『藍に深し』の後は、この日の衣装、沖縄の藍染めのドレスを紹介する場面も。

アンプラグドなライブで、『あしたのこと』や『10 years』など、1日目とは異なるアレンジを披露した。客席は終始座ったままでCocco自身も着席で歌うことが多いからか、終始リラックスムードが漂う。MCコーナーも前日よりも多めに取られ、気ままに楽しんでいる様子。『雨水色』『In the garden』『Tokyo Happy Girl』『タイムボッカーン!』とアルバム収録曲が続く。MCではレコーディング中の日記の一部を公開。レコーディング時にギタリストの長田進氏と喧嘩し、2人が仲直りしなかったら『Tokyo Happy Girl』のレコーディングにこぎつけられなかったというエピソードまで語られた。カントリー調の『ハレヒレホ』では、客席の手拍子に合わせてCoccoの踊る姿も見られ、賑やかに。

家族をテーマにした沖縄の童謡『ちんぬくじゅーしー』をギターを弾きながら歌ったかと思えば、懐かしい3rdシングル『Raining』や英語詞の『Sweet Berry Kiss』ではステージ前方の床に座って熱唱する。後半は、アルバム『きらきら』収録曲の『お菓子と娘』『小さな町』のほか、蛍を意味する沖縄の童謡『じんじん』、アルバム『ザンサイアン』収録曲の『野火』『暗黙情事』と、ここ数年の新曲に加え、懐かしい沖縄の音楽を取り入れる構成で、新たなCoccoワールドを演出していた。

ラストは沖縄民謡の『月ぬ美しゃ』、『ジュゴンの見える丘』、そして本ツアー中に生まれた新曲『バイバイパンプキンパイ』。木琴、リコーダー、ギターなど、Cocco自身の楽器演奏もあり、アンプラグドの生音中心の構成とはいえ迫力のある音で聴かせた曲もありと、バラエティ豊かに魅せたまさにスペシャルな一夜。「生きていたら答えは見つかる。生き続けること!」Coccoの強い意志を託したメッセージで、最終公演は幕を閉じた。

『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』
2日目のアコースティック・スペシャルナイトでは、アルバムのレコーディングが行われたスタジオ風のセットでアットホームな雰囲気に。(写真提供:ビクタースピードスターレコーズ)

日本武道館で2日間に渡り行われたファイナル公演の特別編集『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』はTBSチャンネルにて、3月9日(日)21:00〜23:00放送。

TBSチャンネル 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。

 ::: 関連サイト ::: 

TBSチャンネル『Cocco きらきら Live Tour 2007/2008』

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