2007年11月30日

舞台記者会見『ライト イン ザ ピアッツァ』

フジテレビジョン主催・企画・製作によるミュージカル『ライト イン ザ ピアッツァ』が12月7日(金)〜16日(日)に、東京・銀座のル テアトル銀座で上演される。これはブロードウェイで上演された作品の翻訳物。ブロードウェイ版は2005年のトニー賞において6部門を受賞と、人気も評価も高い作品だ。日本版の上演に先立ち、本作の演出兼翻訳を担当したG2さん、そしてキャストによる記者会見が行われた。

『ライト イン ザ ピアッツァ』
左から、演出兼翻訳のG2さん、小西遼生さん、新妻聖子さん、島田歌穂さん、鈴木綜馬さん、シルビア・グラブさん(photo by ONTV JAPAN)

▼フィレンツェを舞台に恋と親子愛が交錯する

『ライト イン ザ ピアッツァ』は、1953年のイタリア・フィレンツェが舞台。ここを休暇で訪れたアメリカ人の母マーガレットと娘クララだったが、偶然の出会いからクララが地元の青年・ファブリツィオと恋に落ちてしまう。しかし2人には、言葉の壁、双方の家族の思惑など、数々の障害が待ち受けていた。特にクララの母は、なぜか愛し合う2人を引き裂こうとする。そこには娘を愛するがゆえに、娘の抱える問題を隠そうとする強い思いがあったのだ。

男女のピュアな恋愛感情を描きながら、家族の絆、親子の情などが繊細に絡み合った物語。それをクラシカルでロマンティックな楽曲が彩る。トニー賞では最優秀楽曲賞を受賞したほどの珠玉の音楽は、『サウンド・オブ・ミュージック』で知られるリチャード・ロジャースの孫、アダム・ゲッテルが担当。日本では島健が音楽監督としてアレンジを担当した。

▼「これを見逃したらミュージカルファンとは言えない」

稽古の最中に行われた記者会見には演出家のG2さん、島田歌穂さん、新妻聖子さん、シルビア・グラブさん、小西遼生さん、鈴木綜馬さんらが顔を揃えた。ブロードウェイで大好評を博したこの作品を上演するにあたり、G2さんは「この作品は今までにない仕掛けとストーリーで、やりがいのある作品です。楽曲もとてつもなく綺麗で、それを歌いこなす実力派キャストが揃いました。普段ミュージカル嫌いだという人にも見てほしいですし、ミュージカルファンは、これを見逃したらファンとは言えません」と自信のほどを伺わせた。

主演の島田歌穂さんは「ブロードウェイで見たとき、“音楽がすごい!”と思いました。クラシカルなミュージカルの王道を踏まえながら、ハイクオリティ。そして物語では母の強い心情を描いています。相当手ごわい作品です」と話した。同様に作品の手ごわさを感じていたのはシルビア・グラブさん。クララの恋人ファブリツィオの兄嫁という役どころだが「こんなに苦労しているミュージカルはないですね。自分のキャラを掘り下げる作業をしていますが、ミュージカルというより、ストレートプレイを演じている感覚です」とコメント。

またファブリツィオの父親役、鈴木綜馬さんは「台本の読み合わせの段階から一語一句打ち合わせしながら作っていきました。言葉の構成から歌の歌詞まで、オートクチュールなミュージカルです」と語った。クララ役の新妻聖子さんは「最大のチャレンジは歌です。今までは地声で歌う作品が多かったのですが、これはクラシカルなものなので(異なります)。聴いて天国、歌って地獄…です(笑)。また、クララは知的障害を抱える難役ですが、彼女の素直さと可愛らしさを見習いたいです」。ファブリツィオ役の小西遼生さんは、「(舞台上ではあるが)すごく純真で一途な恋をし、1人の人を愛し抜く役に幸福を感じます」。小西さんは、以前特撮ヒーロードラマ『牙狼−GARO−』で主役を張っていた。その姿しか知らない人には意外な変身かもしれないが、本作では舞台版『テニスの王子様』『レ・ミゼラブル』に次ぐミュージカル出演を果たし、若手有望株と目されている。

G2さん曰く「楽しく笑えて、すーっとその世界に入っていけるミュージカル」とのこと。ミュージカル未体験の人にもおすすめできそうだ。

『ライト イン ザ ピアッツァ』
舞台稽古の様子。母親役の島田歌穂さんと娘役の新妻聖子さんが、フィレンツェに着いて間もないシーンを演じている。(photo by ONTV JAPAN)

▼公演情報

ミュージカル『ライト イン ザ ピアッツァ』

会場:ル テアトル銀座
公演期間:2007年12月7日(金)〜12月16日(日)※13公演
■チケット料金:11,000円(全席指定・税込)

詳細は
ミュージカル『ライト イン ザ ピアッツァ』公式サイト

 ::: 関連サイト ::: 

『ライト イン ザ ピアッツァ』公式サイト

『ライト イン ザ ピアッツァ』オフィシャルブログ

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