番組情報『ウルトラマンマックス』
TV特撮『ウルトラマンマックス』(TBS系列で2005年放送)が、この4月からCS放送局のファミリー劇場で放送が開始される。最強・最速と謳われたウルトラマンマックスは、ウルトラセブンを彷彿させるビジュアルからも子供から大人まで幅広く支持された。主演のトウマ・カイトを演じた青山草太さんに、当時の想い出や撮影エピソードを伺った。
▼原点回帰を目指した“最強・最速のウルトラマン”
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| 「コックピットでの芝居では想像力を高める演技で、よい経験になりました」と話す、青山草太さん。 (衣装協力:GARROT<シャツ・パンツ>、SILVER COUNTY<アクセサリー>/photo by ONTV JAPAN) |
『ウルトラマンマックス』は「光の戦士」という原点に立ち返り、「超高速」をテーマとした“最強・最速のウルトラマン”。ストーリーや世界観、すべてが光のスピードと透明感のある明るさ、純粋さで表現され、圧倒的な強さで地球や人間を守るヒーローとして描かれた。M78星雲からやってきたという設定は、初期のウルトラ戦士と共通の背景で、またビジュアルも「ウルトラセブン」を彷彿させる、赤を基調としたデザイン。バルタン星人やゼットン、ピグモン、レッドキングといった懐かしい怪獣も登場するなど、ウルトラシリーズ新旧のファンを魅了した。
その『ウルトラマンマックス』において、対怪獣防衛チーム「DASH」の新入隊員であり、光の巨人と合体して「ウルトラマンマックス」となるトウマ・カイトを演じた青山草太さん。今回、ファミリー劇場で全国放送されることについて、「『ウルトラマンマックス』をまた放映してくれるとは全然思っていなかったので、すごく嬉しい。見たことのない人がこれで見てくれるんじゃないかという期待があります」と感想を述べる。「当時、家族で見てほしかったんです。レッドキングとかエレキングとか、子供が初めて見る怪獣でもお父さんは知っているし、ウルトラマンやウルトラセブンのストーリーがちょっと入っている部分もあるから、子供が“なんでだろう?”と疑問に思ったところでお父さんが“これは、お父さんが小さい頃に出てきた怪獣なんだよ”と答えられます。そこから“じゃあ、怪獣のおもちゃを買いに行くか?”というような、1つのコミュニケーションが生まれるんじゃないかな。今の時代、親子のコミュニケーションが希薄になっていると聞くので、マックスが話のきっかけになればいいなと思っていました」と話す。
実際、3〜5歳の子供を持つ青山さんの同級生がオンエアを見てくれていたそうで、「“お父さんはカイト隊員の友達なんだよ”と言うと子供は“お父さんすごい!”と言ってくれるから、鼻が高かったそうなんです。それで同級生から“ありがとう”と電話が掛かってきました」と、当時を振り返る。「子供と仲良くなれたというタイムリーな反応が返ってきて、すごく嬉しかったですね。僕が思い描いていたことを、僕の友達がやってくれていました。だから、全国で見ている家族もそうなってくれているのかなと思うと、演じていてとても力になりました」。
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| © 2005円谷プロ・CBC |
▼「振り返ると、トウマ・カイトと自分たちの成長がリンクしていました」
撮影時のエピソードについて聞くと、「爆破シーンがものすごく楽しかったです!」と目を輝かせる青山さん。「みんな怖いって言ってたんですけど、僕は楽しくてしょうがなかった。子供の頃に、爆破や飛ぶシーンがウルトラマンを見ていて楽しくて。だから、撮影ではできるだけ自分でやらせてくださいとお願いしました。『ウルトラマンマックス』の現場ではないと、なかなか体験できないことなので、個人的にはとても楽しかったです」。特撮ならではのワイヤーで吊られるシーンも「全然平気でした」と余裕の表情。そんな楽しい撮影の一方で、青山さんが辛かったことを尋ねると「暑さです」と即答。「革ジャン、革パンの制服。夏場にものすごく汗を掻いても(制服が細部まで拘って作られているため)替えがないから、また次の日にも着るような状態で…。DASHスーツは、暑いときには涼しくなり、寒いときには暖かくなる機能を持つ設定でした。だから、平気な顔をしなきゃいけないんですけど、みんなだんだんと顔が赤くなっていって、メイクさんにも叱られました」。
トウマ・カイト撮影初期の映像を、撮影時に回想場面で見たとき、「未熟な演技に“なんだこれは?”と恥ずかしくなりましたが、話を進めるうちにみんな少しずつ成長していて、最初手探りだったのがどこからか確信となり、自信につながりました。カイトは元々人間で、ウルトラマンの力を借りて怪獣を倒すから、次第に人間的な気持ちも強くなる役。その成長過程が自分たちの成長とリンクしていたので、2年後の今、冷静に見るとそれでよかったのかなと。だから、ラストシーンでミズキ隊員を助ける場面の一連のシーンは、撮影時の記憶がまったくないんです。本当に助けなきゃと思って集中して演じていて、助けられてホっとして“OKです”と言われた後はずっと泣きっぱなし。ふと我に返ると何をしていたのか覚えていなくて」。人を助ける疑似体験もできたことで、「人間的にも一回り大きくなったと思います」と、本作品の参加を今でも誇りに感じている。
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| © 2005円谷プロ・CBC |
『ウルトラマンマックス』は、映画『ガメラ』『デスノート』シリーズの金子修介監督や、昨今『ゼブラーマン』『クローズZERO』などの話題作で手腕を振るう三池崇史監督が参加したことでも話題になった。青山さんは、昨年末から今年にかけて三池監督演出の舞台『座頭市』に出演。「三池監督に会うと“面白かったよね、マックス”と常に言ってくれます。この舞台の現場でも『ウルトラマンマックス』のDVDを共演者に見せてました」。製作サイドも拘り抜き、2年経った今でもまったく色褪せない魅力がそこには詰まっている。
最後に青山さんから視聴者へメッセージ。
「たとえば子供が(初回放送から)2年経ってようやくウルトラマンがわかるようになったのなら、マックスでちょっと笑ってくれたり、何かに感動してくれたりするように、お父さん、お母さんはぜひ見せていただけたらいいなと思います。『ウルトラマンマックス』を一度見てくれた方は、2年経って見ると感じ方が以前と少し違うと思います。その感じ方の違いを楽しんでいただけたら」。
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| © 2005円谷プロ・CBC |
『ウルトラマンマックス』はファミリー劇場にて、4月13日(日)から毎週日曜19:30〜20:00放送。再放送は、毎週水曜16:00〜、毎週土曜11:30〜。
ファミリー劇場 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。
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