2007年09月28日

番組記者会見『もっけ』

講談社の月刊『アフタヌーン』に隔月で連載中の漫画『もっけ』。妖怪が見える姉と、妖怪に憑かれやすい妹を通し、自然穏やかな場所での人間と妖怪の共存を描く、心温まる作品だ。この『もっけ』のアニメ化が決定し、TOKYO MXほかで10月より放送される。このたび主要キャストによる記者会見が開催され、作品の世界観について語った。

『もっけ』
前列左から、堀勝之祐さん、水樹奈々さん、川澄綾子さんら、記者会見当日、アフレコに参加したキャスト陣(photo by ONTV JAPAN)

▼姉妹を通して日本人が忘れかけている“大切なもの”を描く

『もっけ』
© 熊倉隆敏・講談社/「もっけ」製作委員会

熊倉隆敏作の妖怪漫画『もっけ』は、月刊『アフタヌーン』で現在も隔月で連載され、コミックスが6巻まで発行されている。妖怪漫画とは言っても、妖怪と人間の戦いを描くような毒々しさはなく、むしろ昔ながらの自然に住み、妖怪と共存できる人々を描いている。

姉の静流(しずる)と妹の瑞生(みずき)は、それぞれ見鬼(けんき=妖怪が見える)、憑巫(よりまし=妖怪に憑かれやすい)であり、彼岸のモノたちと何らかの関わりを持たずには生きていくことができない。 姉妹をどう育てようか思い悩んだ家族は祖父母の暮らす田舎に2人を預けることに。 どこか懐かしさを残す田舎の町で、静流と瑞生は祖父母や町の人たちから自然や妖怪と共存することの意味を学び、昔の人たちがごく自然に行ってきた神仏への尊びや自然への畏敬の念、その土地に根付く風習等を通じて現代の日本人が忘れかけている「大切なもの」を学んでいく。

▼疲れている現代人を癒すような心温まる作品

テレビアニメ化にあたり、静流の声を担当する川澄綾子さん、瑞生役の水樹奈々さん、そして2人を預かるお爺ちゃん役の堀勝之祐さんが出席して、記者会見が開催された。作品の印象について、川澄さんは「妖怪がいても不思議じゃないとみんなが思っている世界。妖怪が恐怖の対象ではないんです。ほのぼのとした温かいお話だと思いました」と話す。水樹さんも「ホラーものが苦手な私でも、とっつきづらいということもなく、スッと入っていけました。(原作は)どのストーリーも好きだから、どのお話が映像になるのかなと今からすごく楽しみです」と、アニメ化に期待を寄せる。堀さん演じるお爺ちゃんは妖怪を熟知し、人に憑いた妖怪を祓う能力を持っている。「お爺さんはとても博識で、全国のいろいろな妖怪の話など、妖怪を熟知しています。自然界と一緒に人間も暮らしていることを気づかせてくれる作品です」と、堀さんは自身の役を踏まえて作品の世界観を話す。

静流と瑞生の姉妹を軸に展開するストーリー。物静かでおっとりした姉の静流と、好奇心旺盛で活発な妹の瑞生。対照的な性格の2人を演じるにあたり、川澄さんは「瑞生には母っぽくしつつも、でもまだ若いのでそこまで対処しきれなくて、静流は一番揺れ動いていると思います。(妖怪に憑かれやすい)妹を守るのは自分しかいないという責任感と悩んでいる様子を、難しいのですが、高みの見物にならないように演じています」と、苦労して演じているようだ。一方の水樹さんは「田舎に帰ったら“親戚の中にこんな女の子がいるよね”と思えるような、距離を感じさせない素朴なかわいらしさを演じられたら」と役作りをしている。

『もっけ』が描く世界は、人があくせすせず、物事の背景にある“ストーリー”を読み解く心の余裕や感受性を持っていた時代。川澄さんは「『もっけ』はみなさんが一度は感じたことのあるような、ちょっと憧れるステキな世界観の話です。童心に返れるので、日々疲れている方などにピッタリ。ぜひ見てください」と視聴者へメッセージ。水樹さんも「肩の力を抜いてリラックスして楽しんでいただける作品」と太鼓判を押す。堀さんは「(静流と瑞生の)2人のこれからの生活を楽しんでいきましょう!」と、視聴者目線で『もっけ』を楽しみたいと話してくれた。

『もっけ』
© 熊倉隆敏・講談社/「もっけ」製作委員会

テレビアニメ『もっけ』はTOKYO MXにて10月7日より、毎週日曜23:30〜24:00放送。ABCテレビでは、10月10日より毎週水曜26:51〜、メ〜テレでは、10月2日より毎週水曜26:45〜放送(放送時間は変更になる場合あり)。

TOKYO MX 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。
ABCテレビ 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。
メ〜テレ 番組表の確認・録画予約は、放送局別 週間番組表から。

 ::: 関連サイト ::: 

『もっけ』公式サイト

TOKYO MX オンライン

ABCテレビ

メ〜テレ

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